ブログ記事構成の作り方|初心者がH2・H3を決める8ステップ

ブログ記事構成の作り方を初心者向けに解説するアイキャッチ ブログ運営

記事ネタは決まった。

でも、いざ本文を書こうとすると、

「最初に何を書けばいいんだろう?」

「H2とH3はどう分ければいい?」

「思いついたことから書いて大丈夫?」

と手が止まってしまうことがあります。

僕もブログを始めたばかりのころは、記事ネタが決まったらそのまま本文を書き始めていました。

その結果、情報を足しすぎて1記事が7,000字を超えたこともあります。

詳しくは後ほど紹介しますが、原因の一つは、本文を書く前に「この記事で何を、どこまで説明するのか」を決めていなかったことでした。

そこで今は、本文を書く前に記事構成を作っています。

この記事では、記事テーマが決まった状態から、次の8ステップでH2・H3まで含む記事構成を完成させます。

  1. 誰のどんな悩みを解決するか決める
  2. 読了後の状態と結論を決める
  3. 読者の疑問を書き出す
  4. 必要な疑問だけ残す
  5. H2・H3へ整理する
  6. 読みやすい順番へ並べる
  7. 各見出しの中身をメモする
  8. 重複を削り、別記事へ分ける内容を決める

読み終わるころには、

「何を書こう?」ではなく、「この見出しの順番で書けばいい」

という状態を目指します。

ブログの記事構成とは「何を、どの順番で伝えるか」を決める設計図

記事構成とは、

読者の悩みに答えるために、何をどの順番で伝えるかを決めた設計図

です。

たとえば「ブログの記事構成の作り方」というテーマだけでも、

  • H2とH3の違い
  • 検索意図
  • SEO
  • 本文の書き方
  • WordPressの操作
  • 内部リンク
  • FAQ
  • AIの使い方

など、関連する話はいくらでも出てきます。

でも、全部を1記事に入れる必要はありません。

今回解決したいのは、

「記事テーマは決まったけれど、何をどの順番で書けばいいか分からない」

という悩みです。

そのために必要な情報だけを選び、分かりやすい順番に並べるのが記事構成です。

H2とH3の違い

この記事では、H2とH3を次のように考えます。

H2=記事の中の大きなテーマ

H3=H2の内容をさらに分けて説明する小さなテーマ

実際にどう分けるのかは、8ステップのSTEP5で具体例を使って説明します。

本文を書く前に記事構成を作る2つの理由

構成を作る目的は、見出しをきれいに並べることではありません。

本文を書く前に、この記事でどこまで答えるかを決めることです。

必要な情報と不要な情報を分けられる

今回の記事なら、

  • H2とH3の考え方
  • 読者の疑問の整理
  • 見出しの順番
  • 実体験の入れ方
  • 別記事へ分ける判断

は必要です。

一方で、

  • WordPressでH2を設定する操作
  • 本文の詳しい文章術
  • Search Consoleの使い方

まで入れると、今回のゴールから外れていきます。

迷ったら、

「この情報がなくても、読者は記事構成を完成できるか?」

と考えると判断しやすくなります。

必要な情報だけを残せれば、途中で話が広がりすぎるのも防ぎやすくなります。

読者が理解しやすい順番にできる

書き手が思いついた順番と、読者が理解しやすい順番は同じとは限りません。

この記事も大まかには、

記事構成の意味
↓
構成が必要な理由
↓
実際の失敗
↓
8ステップで作る
↓
完成した構成を見る
↓
AIを使う場合の考え方
↓
最終チェック

という順番にしています。

「自分が何から話したいか」ではなく、

「初めて読む人は何から知れば理解しやすいか」

で並べるのがポイントです。

僕が構成を作らず、情報を詰め込みすぎた失敗

僕自身、最初から記事構成をうまく作れていたわけではありません。

以前は、

「関連する情報は、できるだけ全部入れた方が親切だろう」

と考えていました。

その結果、ある記事では7,000字以上になり、本文の中で似た説明が何度も出てきました。

さらに、本文ですでに答えている内容をFAQでもう一度説明していたため、

情報は多いけれど、同じ話が何度も出てくる記事

になってしまいました。

ここで感じたのが、

長い記事=分かりやすい記事ではない

ということです。

必要な情報は残しつつ、「この記事で本当に必要なのか」を考えることが重要でした。

WPFormsの記事は2つに分けた

WPFormsの記事を読者の悩みごとに2つへ分けた例

この失敗が特に分かりやすかったのが、WPForms関連の記事です。

お問い合わせフォームからメールが届かなかった経験について書こうとすると、

  • メールが届かない原因
  • WPFormsの基本設定
  • WordPress側の確認
  • WP Mail SMTP
  • Gmailとの連携
  • Google Cloudの設定

まで、関連する内容が次々に出てきました。

でも整理してみると、

「まずメールが届かない原因を確認したい人」

と、

「WP Mail SMTPとGmailを実際に設定したい人」

では、知りたいことが違います。

そこで、

WPFormsでメールが届かない原因・基本確認

と、

WP Mail SMTPとGmailの具体的な設定

に記事を分けました。

分けた記事同士は、読者が次へ進めるようWordPressの内部リンクでつないでいます。

それ以降は、本文を書き始める前に、

「この1記事で一番解決したい疑問は何か?」

を確認するようにしています。

ブログの記事構成を作る8ステップ

ブログの記事構成を作る8ステップ

ここから、実際に記事構成を作っていきます。

いきなりH2・H3を考えるのではなく、まずは読者と記事のゴールから決めます。

STEP1|誰のどんな悩みを解決するか1文にする

最初に、

「この記事は、誰のどんな悩みを解決するのか?」

を決めます。

今回の記事なら、

記事テーマは決まったけれど、何をどの順番で書けばいいか分からないブログ初心者

です。

さらに、

H2・H3まで含む記事構成を自分で完成できる

ところまでをゴールにします。

1文にすると、

記事テーマは決まったものの、何をどの順番で書けばいいか分からないブログ初心者が、必要な疑問を整理し、H2・H3まで含む記事構成を1つ完成できるようにする。

という形です。

この1文が、これから情報を入れるか削るか判断するときの基準になります。

記事ネタ自体がまだ決まっていない場合は、先に「ブログに何を書けばいい?初心者向けに記事ネタの決め方を解説」で次に書く1記事を決めておくと進めやすいです。

STEP2|読了後の状態と記事の結論を決める

次に、

「この記事を読み終わったとき、読者にどうなってほしいか」

を決めます。

今回なら、

  • 誰向けの記事か説明できる
  • 記事の結論が決まっている
  • 必要な疑問を書き出せている
  • H2とH3に整理できる
  • 見出しだけで流れが分かる
  • 本文を書き始められる

という状態です。

そのうえで、記事の結論も先に決めます。

今回なら、

読者の悩みと結論を決め、必要な疑問をH2・H3へ整理し、理解しやすい順番に並べれば記事構成は作れる

が結論です。

先に結論を決めておくと、そこへ向かうために必要な情報を選びやすくなります。

STEP3|読者が知りたい疑問を書き出す

次に、読者が知りたそうなことを一度すべて書き出します。

まだH2やH3にする必要はありません。

今回なら、

  • 記事構成って何?
  • なぜ本文より先に作るの?
  • H2とH3はどう違う?
  • 結論は先に決める?
  • どんな疑問を見出しにする?
  • どの順番で並べる?
  • 実体験はどこに入れる?
  • FAQは必要?
  • 関連情報は全部入れる?
  • AIで構成を作ってもいい?
  • どこまでできたら完成?

などです。

自分だけでは思いつかない場合は、検索結果の上位記事も確認します。

ただし、競合の見出しをそのままコピーするためではありません。

複数の記事を見ながら、

「この検索をする人が知りたい疑問で、自分の記事に抜けているものはないか?」

を確認するために使います。

STEP4|記事に必要な疑問だけを残す

書き出した疑問を全部入れる必要はありません。

ここで、

「この疑問に答えないと、読者は今回のゴールに到達できないか?」

を考えます。

僕は迷ったとき、

  • 必要
  • 補足
  • 別記事

くらいに分けています。

たとえば「本文の詳しい書き方」は記事構成と関連しています。

でも、構成を完成させるために必須ではありません。

そういう内容は今回の記事から外し、必要なら別記事にします。

STEP5|疑問をH2とH3へ整理する

ブログ記事におけるH2とH3の階層

必要な疑問だけ残したら、H2とH3へ整理します。

前半で説明したとおり、

H2は大きなテーマ、H3はその中を分ける小さなテーマ

です。

たとえば今回の記事なら、

H2:ブログの記事構成を作る8ステップ

の中に、

  • H3:STEP1|誰のどんな悩みを解決するか1文にする
  • H3:STEP2|読了後の状態と記事の結論を決める
  • H3:STEP3|読者が知りたい疑問を書き出す

と置いています。

このように、同じ種類の内容を1つのH2の中へまとめていきます。

H2だけで十分に説明できる場合は、無理にH3を作る必要はありません。

また、H3が1つしかない場合も、

「本当に小見出しとして分ける必要がある?」

と確認してみてください。

H2の本文として説明した方が自然なら、統合した方がシンプルです。

STEP6|読者が理解しやすい順番へ並べる

H2・H3ができたら、次は順番です。

見るポイントは、

「この説明を読む前に、先に知っておく必要があることはないか?」

です。

今回なら、

読者を決める
↓
結論を決める
↓
疑問を出す
↓
必要なものだけ残す
↓
H2・H3へ整理する

という順番にしています。

最後に見出しだけを上から読んでみてください。

見出しだけで話の流れが分かれば、かなり整理できています。

STEP7|各見出しに結論・実体験・注意点をメモする

次は、各見出しで何を書くかを短くメモします。

たとえば、

H3:記事に必要な疑問だけを残す

なら、

結論
読者のゴールに必要な疑問だけ残す。

理由
関連情報を全部入れるとテーマが広がる。

実体験
情報を追加し続けた結果、記事が7,000字以上になったことがある。

注意点
「関連している=今回の記事に必要」とは限らない。

という形です。

この段階では、きれいな文章にする必要はありません。

あとから見たときに、

「この見出しでは何を伝えるんだっけ?」

と迷わなければ十分です。

実体験も構成段階で入れる場所を決めておくと、本文へ自然に組み込みやすくなります。

STEP8|重複を削り、別記事へ分ける内容を決める

最後に、構成全体を見直します。

確認するのは主に2つです。

同じ内容を複数の見出しで説明していないか

そして、

別記事へ分けた方が分かりやすい内容はないか

です。

記事を分けるか迷ったら、

  • 読者の悩みが途中で変わっていないか
  • その内容だけで別の検索意図が成立しないか
  • 詳しく説明すると今回のゴールから離れないか

で考えます。

どれかに当てはまるなら、別記事へ分ける候補です。

これで8ステップは終了です。

具体例|「ブログに何を書けばいい?」の構成ができるまで

ここまでの8ステップを、実際の記事で見てみます。

例にするのは、LIFE STEP LABで公開している

「ブログに何を書けばいい?」

という記事です。

最初は疑問がバラバラに出てくる

構成を作る前は、次のような疑問が出てきました。

  • ブログに何を書けばいい?
  • 専門家じゃなくても書ける?
  • 自分の経験は記事になる?
  • ネタはどこから探す?
  • 思いついたものは全部書いていい?
  • 最初の記事は何がいい?
  • 記事構成はどうする?
  • 本文はどう書く?
  • SEOはどう考える?
  • WordPressにはどう入稿する?

このまま全部入れると、1記事のテーマが大きくなりすぎます。

そこで、

「ブログ初心者が、自分の経験から次に書く1記事を決める」

というゴールに必要な疑問だけを残しました。

必要な疑問を整理すると、見出しになる

整理すると、たとえば次のような形になります。

H2:ブログに何を書けばいい?まずは自分の経験から探そう

  • H3:最初から専門家でなくても書ける
  • H3:「困った・調べた・試した」は記事ネタになる
  • H3:実際の失敗も記事にできる

H2:ブログの記事ネタを見つける場所

  • H3:最近困ったこと
  • H3:自分で調べて解決したこと
  • H3:実際にやってみたこと
  • H3:過去に悩んでいたこと
  • H3:人から聞かれること

H2:思いついた記事ネタをそのまま書かない

  • H3:誰のどんな悩みを解決するか考える
  • H3:既存記事と役割が重ならないか確認する
  • H3:自分の経験を入れられるか確認する

H2:次に書く1記事を決める

見出しだけでも、

経験からネタを探す
↓
候補を増やす
↓
書く価値があるか確認する
↓
1記事を決める

という流れが分かります。

一方、

「決めた記事のH2・H3をどう作る?」

という疑問は、その記事には入れませんでした。

それが、今読んでいるこの記事の役割です。

記事構成を作るメリットは、見出しを増やすことではありません。

散らかった情報を、読者が理解できる順番に整理することです。

AIで記事構成を作ってもいい?

AIに記事構成の候補を出してもらうこと自体は便利です。

僕も記事制作でAIを使っています。

ただし、出てきたH2・H3をそのまま完成形にするのではなく、

  • 今回の検索意図に必要か
  • 自分の実体験と合っているか
  • 既存記事と重複していないか
  • 情報を広げすぎていないか

を確認します。

AIは、

構成を完成させてもらうものではなく、候補を出して整理を手伝ってもらうもの

くらいに考えると使いやすいです。

最終的に「この記事に必要か」を判断するのは、自分です。

本文を書く前に5つだけ確認する

構成ができたら、本文を書く前に最後のチェックをします。

1.見出しだけで記事の流れが分かるか

本文を読まず、H2・H3だけを上から確認します。

「何について説明し、最後にどこへたどり着く記事なのか」が分かればOKです。

2.1見出し1テーマになっているか

1つの見出しの中で別の話題まで広がっていないか確認します。

話が大きく変わるなら、別の見出しや別記事を検討します。

3.実体験と一般情報が混ざっていないか

一般的な説明と、自分が実際に経験したことは分けて考えます。

「僕の場合はこうだった」と「一般的にこうだ」を混同しないようにします。

4.既存記事やFAQと重複していないか

すでに別の記事で詳しく説明している内容なら、今回の記事で全部説明し直す必要はありません。

必要な部分だけ短く触れ、関連記事につなげます。

同じ記事内でも、本文ですでに答えている内容をFAQでもう一度繰り返していないか確認します。

5.読了後に何をすればいいか分かるか

記事を読み終わったあと、

「次に何をすればいいの?」

とならないようにします。

今回の記事なら、

H2・H3を完成させる
↓
各見出しの本文を書く

が次の行動です。

この5つを確認できたら、構成はひとまず完成です。

構成ができたら、本文を書き始めよう

記事構成で一番大切なのは、

読者の悩みを解決するために、何をどの順番で伝えるかを先に決めること

です。

まず、

「誰が、何に困っていて、読み終わったらどうなってほしいか」

を1文にします。

そこから必要な疑問を出し、不要なものを削り、H2・H3へ整理してください。

そして、

見出しだけで記事の流れが分かる

各見出しで何を書くか簡単に説明できる

状態になれば、本文を書き始めて大丈夫です。

まだ記事ネタが決まっていない場合は、先に「ブログに何を書けばいい?初心者向けに記事ネタの決め方を解説」から進めると、今回の記事へ自然につながります。

構成ができたら、その見出しに沿って本文を書いていきましょう。

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